2010年 04月 03日 ( 1 )

 

ワールドカップ

3月半ばからからずっと働きっぱなしの我々は最近顔をつきあわせて言うことといったら"I am so tired..."。これが挨拶言葉っていうのもどーなの、です。

そんなある日サッカーワールドカップのCMのためのレコーディングがあり後日には別録りでマイミングセッションが。CMの音楽に合わせて誰かさんと不倫して首になったという前イングランドチームマネージャーのテリーなんとかっていう人が(このCMにはサッカー関係の有名人が何人か出てきますが何しろサッカーに疎い私には名前を言われてもさっぱりピンとこないし、憶えられもしない)ドラ声を張り上げ歌い、バックには我々とシンガー達に交じって現トッテナムチームマネージャーや現役サッカー選手、元サッカー選手現タレントなど有名人が歌ったり踊ったりしている。レコーディングは普段通りで特に問題もなく終了しましたが、後日のマイミングセッションはエラい目に遭ったわ。。。音は別撮りしているので映像のためだけの録画がマイミングセッション(実際はマネだけするわけにいかないから弾くのだけど)。テレビ撮影のスタジオというのはだいたい倉庫みたいなところで、その日は冬に逆戻りしたような陽気で外は2度前後。なのに、この倉庫には暖房もなく、コンサート用の薄い袖無し衣装を着せられた私たちは8時間極寒の中低賃金で働かされたのでした。こういうセレブが出るテレビの撮影って何故か関係者が異様にたくさん来て現場にわんさと人がいる。でもほとんどがぶらぶらしているだけ。よくみていると実際ちゃんと働いている人は4、5人くらいで、実に効率の悪い仕事の仕方なんである。だから、もうめちゃくちゃ。我々は休憩もろくにないまま(誰もそういうことをマネージする人もいず)寒さに震えながら待ちぼうけ+時々弾く。最後の方で我々が弾いている途中に上から紙吹雪ごとくサッカー選手の写真と名前が入ったカードが降ってくるシーンを撮影して、第1回目失敗。床に散らばったカードを"I am REALLY, REALLY, REALLY worried that we are not going to finish"とか言いながらディレクター自ら必死に片付けているっていうのに相変わらずほとんどのスタッフが誰かと話していたり、ひと事。テレビの世界っていうのはバジェットが異様にある分なんかなあなあな変な世界。予定の8時間過ぎて、やはり時間切れで我々はオーバータイム(オーバータイム後は15分おきに賃金が加算されていく)を求められましたが、あまりのunprofessionalな彼らの態度と我々への待遇の悪さに約束の8時間きっかりでさっさと楽器を片付け、皆”ふっざけんじゃねー”と思いながらひっちゃかめっちゃかな現場を後にしました。だだでさえ疲れてるんだから、こういうのほんとにナシにして欲しいわあ。。。でも、前イングランドチームマネジャーのテリーなんとかっていうおじさんは良い人で面白かった。

そして、今世の中はイースター休暇。今日はロイヤルアルバートホールでイースター聖金曜日毎年恒例のヘンデルのメサイアコンサートでした。ヘンデルってピアノ曲とか結構私好きなんだけれど、いつ弾いてもメサイアは心地よく眠くなる。メンバー全員お疲れで、向かいのバイオリンの女の子も途中で何度も必死に目を開こうとしてました。。。
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by shinko_hanaoka | 2010-04-03 05:14