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ロイヤルウェディング♪

先週のイースター週末から今週のロイヤルウェディングバンクホリデーウィークエンドにかけてイギリスはそれは素晴らしい天気に恵まれ、中には2つの長期週末の間3日間も休みをとり11連休にしている人も多く、国中がちょっとした休暇気分を味わっています。

金曜日に行われたロイヤルウェディングはダイアナ妃とチャールズ皇太子の時や、またダイアナ妃の葬儀のときと比べても随分とlow keyで前日になっても明日がロイヤルウェディングとは思えないほどロンドンの街は普段と変わらず落ち着いていました。

皆いまいち盛り上がりに欠けた気持ちで当日を迎えたものの、たかがロイヤルウェディングされどロイヤルウェディング、結局のところテレビの前で1日中過ごした人は多いはず。私もそのひとりで朝からパジャマのままお茶を飲んだり朝ご飯を食べたりしながら、結局ぜーんぶ中継を観てしまいました。ま、これがなんやかやと言って正しいロイヤルウェディングデーの過ごし方でしょう。

時代は変わり英国も将来の王妃が民間人となるようになり、いくら美しいとはいえやはり血は争えないというか、高貴なオーラとは離れお相手がプリンスにも関わらず、すみずみまで“普通の人(普通のお金持ちの人)”結婚式だった気がしますが、そこが庶民には嬉しいところでもあるようで国民は心から祝福しているようでした。

そんな中で印象に残ったのは、ウィリアム王子とハリー王子が2人で車に乗り実家であるクラレンスハウスから結婚式場となるウェストミンスターアビーに向かう姿でした。先とは逆の意味で血は争えないというか、リラックスした中にもクラスを感じる2人の立派な姿になんとなく感動に似た気持ちを憶えました。14年前ダイアナ妃が亡くなった時はあどけない少年だった2人が立派な大人となり、“継承”という意味を実感した瞬間でした。人は一人生の中でもがいたり、苦しんだり、喜んだり、努力したり、何か成果を残そうとしたり、生きあがくものだと思いますが、結局その挙げ句淘汰されて継承されていくものとはこんなふうにもっと間接的で個人の細かい意志を超えたところにあるような気がします。そしてもっと端的に言うと、生き物としてはDNA以外に継承していくものなんてないのかも、と思った瞬間でもありました。

今日はバンクホリデー最後の休日。朝ご飯の帰りに近所のスーパーに寄ったら、眠そうなハリー王子がこぼれんばかりの春の日射しの中一人で買い物をしていました。周りの人も特別騒ぐでもなくレジを待っているのが王子と知りながらも通り過ぎていました。こういうところがイギリスの良さなのかもしれません。
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by shinko_hanaoka | 2011-05-02 21:29