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エクササイズ

先週はレコーディングでずーっとチャイコフスキーを弾いていたので未だに頭の中でチャイコフスキーのメロディーがグルグル廻っています。最近体調が芳しくなく頭は痛いわ、腰は痛いわ、お腹は痛いわ、背中は痛いわ、仕事も難儀、難儀。。。

ふと考えてみると”魔法のヨガ”も最近さぼっていたし、ホーランドパークの今のフラットに引っ越してきて以来無精者になってすっかり家の中で過ごす事が多くなった私。尋常ではない腰の痛みや身体の不調をどうにかせにゃ、と思い1週間くらい前からまたせっせとヨガをやり始めたら少しマシになった。でも私の動物の勘ではこれはもっともっとアクティブな運動が必要。本当はスイミングをしたいのだけれど、こっちのプールは温水でもちょっと水が冷たい。それにどうせやるならちゃんと先生に習いたい!なんて思っていたら面倒くさくなってきたので当座は却下。手っ取り早く散歩に出かけることに。ベーズウォーターに住んでいた頃はハイドパークが徒歩1分のところにあったから結構よく早歩き散歩に行っていたものだけどな。今日1年ぶりにハイドパークを散歩してきました。今のフラットから歩いて15分くらいかかるんだけどね。でも、どうしても近くのホーランドパークよりハイドパークの方が私にとっては気乗りする所で、今日は朝から雨、おまけに途中から雪までちらついてたりしたのに、思い立ったが吉日と思って行ってきました。久しぶりに1時間以上闊歩してきたら、最後のほうで頭が朦朧としてきたけれど、この調子この調子。適度な運動とバランスのとれた3度の食事に良い睡眠+soulfulな音楽活動(って、私の場合日常的には単なる楽しい個人練習=soulfulな音楽活動)に楽しい交友関係。春に向けてこのあたりを目指すこといたしませう。でもね、仕事しながら1日の間にヨガ1時間半に競歩1時間半=計3時間+遊びの時間も練習の時間も捻出って結構忙しいよ。っていうか仕事ナシにしないと無理!?
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by shinko_hanaoka | 2010-02-23 04:49  

あめりか~ん

今夜はオールガーシュインプログラム。
ピアノがオケの真ん中に縦斜めに陣取り、アメリカ人Andrew Litton指揮&ピアノ。

クラシック音楽というのは言わずと知れたヨーロッパの音楽。という意味で、クラッシック音楽は我々日本人の血の中にありませんが、アメリカ人の血の中にも、ありません。だ、け、ど、このガーシュインは彼らの血の中にあります。それをよーく感じた晩でした。前半が"Crazy for you"Overtureで始まり、Rhapsody in Blueを含む比較的長いオケとピアノの2曲。後半が”Who cares"のナンバー最初から17番までオンパレード。

Rhapsody in Blueはよく弾くレパートリーの一つなんだけれど、いつものイギリス人ピアニストのdullな感じの演奏と打って変わって新鮮でした。やっぱり血は争えないわ。ガーシュインってはっきり言って全部どの曲も同じみたいな感じなんだけれど、よかったよ、今日のコンサートは。ひとえにAndrew Littonのあめりか~んなピアノのおかげ。この人、本職は指揮者なんだけど、ピアノがとっても上手。

後半は特に短いナンバーが次から次へと続き、何年か前にやったフランクシナトラのshowの仕事を思い出しました。チェリストの友人が10ヶ月間showの仕事をしていたんだけれど、その間に彼女自分の結婚式+ハネムーンがあって、その間代わりを頼まれてやったことがあります。シナトラの悲喜こもごもの生涯を音楽、映像、シナトラ本人の歌だけでなくナレーションボイスも入ったり、ダンサーもありの、全てで表現したshowでした。そのときもこういう風に短いナンバーが次から次へと続き楽譜の山。テンポチェンジとキーチェンジについていけるか、いかないか、みたいな感じで、おまけにチェロ1本で私一人しか弾いてないから落ちるわけにいかず、振り返る間もなくとにかく食いついて先にいくっきゃない。2、3度やったらだいぶ慣れて、シナトラ本人肉声の一言一言に、そして各時代に歌った彼の歌の歌詞の一言一言に深さを感じる余裕も出てきてたけど。

話は戻って、今晩の最後のアンコールはAndrewのピアノソロでOscar Petersonの一曲。この曲はOscar Petersonが1985年の東京でのライブコンサートでアンコールに即興で弾いた曲らしいです。ほとんど毎日のようにコンサートをする我々にとって、アンコールまで聴きたいと思うような人やコンサートってほとんどありませんが、今日はOscar Peterson聴きながら、まるで素晴らしい夜景の見えるバーにでもいるような気分。そういう魔法みたいな音楽ってシンプルに素晴らしい。音楽そのものも、それを奏でる人も。

今夜は久しぶりに音楽を聴いて幸せな気持ちになりました。そして、あの場にいた皆が同じような気持ちで家路についたことでしょう。。。
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by shinko_hanaoka | 2010-02-11 08:33  

2月

仕事以外これといってたいしたこともしないで1月が終わっちゃったよ。。。スペインツアーが終わった後半大風邪をひいて数日前まで具合が悪かったからそれも仕方ないけど。

1月ずっと冬眠中のクマみたいに過ごした結果改めて思うこと。人間何やっててもどういう生活シチュエーションであろうとも、自分の中にモチベーションがない限り必ずつまらない、と思うということ。つまり人生つまらんと思うか否かは持っているものではなく、全て持っていても(or持っているように見えるような状況においてさえも)その人の中に何か突き進む意欲なりパッションなりがないとどんな状況でも人生つまーんなーいと思うようになっちゃうんだよね、当たり前のことだけど。だから中から湧き出る意欲がなければとっかえひっかえ外から様子を変えてみたところで、最終的にはそれも絶対つまらなくなるということ。という意味ではずっと仕事をするということも、結婚してファミリーを持つ、とかいうこともそれ自体はなんの救いにもならないな、なんてことも思った。これまた当たり前のことかもしれないけれど。

ということで今日私は久しぶりにチェロの練習をしました。人生のほとんどのことにすぐ飽きる私でもチェロ弾くことだけはまだ飽きていないんだよね、幸いにも。チェロを弾きだすと途端に頭の中がすごい回転で動き始めます。パーンっと正気に戻る、というか。先月ロイヤルフィルにソリストで来た38歳のレーピンはもうバイオリンを弾く事にちょっと飽きちゃっているみたいだったけれど(30年近くもあんなに上手にバイオリン弾き続けてきたんだから、それも納得できる)、私はヘタクソ過ぎてまだ当分は飽きれないです。こういうの不幸中の幸いって言うんだろうけれど、そういう意味で私は当分の間チェロを弾くということに関してのパッションは枯れないだろうから、まだしばらくはつまんなくならないで生きてゆけそうで~す。
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by shinko_hanaoka | 2010-02-02 03:59